【あはき業界取材】第2回 日進医療器(ユニコ)|硲口さんに聞く!先進的な鍼灸用品とは?

Q1.日進医療器株式会社について

こんにちは東洋の委員長です。
今回は日進医療器株式会社さんにお邪魔しております。

日進医療器株式会社 鍼灸柔整部の硲口といいます。よろしくお願いします。

まず、日進医療器株式会社という会社について詳しくお聞きしてもいいですか。

はい。弊社はディスポ鍼のメーカーで皆さんご存知のユニコのディスポ鍼のメーカーになってます。

日進医療器全体で言うと卸業であったり、OEMって言って医療系の商品を開発しております。

僕の所属は、鍼灸の部署になっております。主に、鍼や灸を扱っております。

なるほど、それで鍼灸柔整部なんですね

そうなります!

そうすると「ユニコ」という名称は会社名ではなく、ブランド名になるのでしょうか?

そうそう、実はブランド名なんですね
だから日進医療器と言うと、あんまりピンと来ない方が多くて、日進医療器の後に「ユニコ」ってつけないと分かって貰えないので

これを機に、日進医療器=ユニコっていうのを知っていただきたいです!

日進医療器のユニコさんということですね!

僕の勝手なイメージですが、ユニコさんはネットに強い印象がありまして。

Webでの発信についてお聞きしてもよろしいですか?

ありがとうございます。

今の部長さんがネットとか特にInstagramとか Twitterの発信をしっかりしていくっていうのを目標にしておりまして

Instagramとかは僕ら作り込んだ情報発信をしているのですが

Twitterは個人個人で発信しているので、結構自由な投稿になっています。

なるほど Instagramは作り込んだ投稿を、Twitterは自由に発信されてるんですね。

ハリトヒト。さんとも仲が良いと小耳に挟んだのですが、実は運営の鶴田先生が、僕の出身校の先輩でして!

ハリトヒト。さんは、弊社がスポンサーになっておりまして、非常に仲良くさせて貰っています。

ユニコさんが、スポンサーをやられているんですね!
そのような繋がりもあって、Webに強い先進的なイメージがあったのかも知れません。


Q2.日進医療器 硲口さんのおすすめ商品

続いて、商品の話に移りたいと思います。
今回、硲口さんのおすすめ商品を、3つ用意して頂きました!

まずは弊社全体でもおすすめしている「細鍼管」という商品になります。

ユニコの細鍼管

下記の写真が、細鍼管と通常鍼管の比較になります。
硲口さん、ご説明お願いいたします!

ユニコの特徴である、六角鍼管の内径が1.8mmやったんですけど、
この細鍼管は内径1.5mmと、極限まで内径を細くした鍼管になります

1.5mmですか!とても細いですね

青い方が通常の鍼管なのですが、この鍼と鍼管の間の幅を見比べて貰いたいです!

白の細鍼管は、鍼と鍼管の間が全然ないんですよ

このクローズアップした画像ですが
鍼先と同じくらいしか隙間がないものが、細鍼管ですね

それぐらい細い鍼管なのですが、これ何がいいかというと
鍼を打つ時に、この鍼管と鍼の間に空間があると、どうしても鍼がぶれてしまうんですね

鍼灸師の先生は0コンマ何ミリという、細かな世界を意識されている方が多いので、断入時に鍼がぶれてしまうと、狙ったところに鍼が刺さらなかったり

あとは切皮痛の出やすさにも関係してくるので、鍼管の内径を気にされる方も多いこともあり、この細鍼管を開発致しました。

確かに内径が細いことで、鍼が鍼管の中でぐらつかないということですね!

そうなんですよ
だからパンっと切皮したら、そのまま力が伝わってくれるので、切皮痛も出にくいというような鍼管になってます

昔流行った無痛鍼管と発想が似ていますよね
皮膚側の内径が、ろうと型になっている鍼管ってありましたよね

そうですね!それに加えて、鍼管自体の細さで言うと、他社メーカーと比較しても、ユニコが一番細いのではないか?というほど相当細いものになります。

鍼管自体は、六角鍼管と比べると約半分の2.0mmでして
一度使われてみるともう、「これがいい」とおっしゃる先生がほとんどなんです!

認知もまだ少ないかなとは思うので、これを機会に手に取って商品の1つになっております。

ただ鍼管が細いだけではなく、内径も通常タイプと比較して約17%も細いため

断入時に鍼ブレが少なく切皮痛が少ないことや
狙った箇所に刺入しやすい点が、ユニコさんの細鍼管の魅力ですね!

本当にぜひ1回触ってもらって、その使い心地をぜひ実感していただきたいです!

ユニコの円皮鍼(ユニコバン)

では、2つ目のおすすめ商品の紹介お願いします

僕がお勧めしたい商品の2つ目は、「ユニコバン」という商品になります。
ユニコというとディスポ鍼のイメージが強いと思うのですが、円皮鍼とかもありまして

こちらが弊社の円皮鍼の「ユニコバン」になります!

ユニコさんの円皮鍼ですね!
この製品の特徴について、詳しくお聞きしたいと思います。

弊社のユニコバンは、普通の円皮鍼とは少し違いまして、裏面ががこんな感じになってます!

おお!!面白い形していますね

裏面に磁気盤がついておりまして、磁気盤の穴から鍼がでているのは分かりますか?

あーー!この真ん中の突起(磁気盤)の中心部から飛び出ているのが鍼ですね

そうです!ユニコバンは鍼と磁気盤が一体型になっているのが特徴でして
鍼の機械的な刺激だけでなく、磁気盤による押圧効果も合わせて刺激を加えられるといった商品になります!

なるほど!この突起(磁気盤)が常にツボを押し続けてくれる訳ですね!

そうです!このテープで磁気盤が下に押圧してくれるので、常に刺激を受けてる状態にできるわけです。

また、磁気自体の合わせ持つ作用も合わせて、押圧と2重の効果を加えられる商品にもなってまして、結構個人でも使われてる方もおられる商品になってます!

という事は、、、
鍼×押圧×磁気の3つの効果が期待できる円皮鍼ということですか!?

そうゆうことです!
ずっと刺激を受けてる感覚が得られるので、試しに貼ったけど、付けてるのか付けてないのか分からないといったことも、起こりづらいのも特徴の一つです!

確かに、これだけ大きかったら押圧されている感覚続きそうですよね

しかも、このテープの部分が大きいので非常に扱いやすいのも特徴だったりします。

通常の円皮鍼だと、テープの直径が中指の爪くらいのものが多いですが
ユニコバンは親指よりも大きいですもんね!

もう少し付け加えると、鍼の周りを磁気盤が囲んでいるので
円皮鍼を使うときに、鍼が自分の指にささるという事がほぼ無いのも売りだったりします!

あああ~!!円皮鍼あるあるですよね、コレ
なるほど、磁気・押圧の効果だけでなく、衛生面としてもメリットがあると!!

はい、そうです!
貼り方は通常の円皮鍼と同じように、貼り付けてデコピンするように
トントンとたたいて貰えれば大丈夫です。

ちなみに、ユニコバンの種類はどういったものがあるのでしょうか?

実は、このユニコバンにはS とNっていうのがあります

N!!そういうことですね

お気づきの通り、磁気のS極・N極になっていて
先生によっては痛みのある箇所に、この磁力の向きを考慮して使われる方もいらっしゃいます!

磁気が身体に働きかける効果を加味した円皮鍼と言うことですね

はい。通常タイプが、皮膚に当たる方がN極になっていまして
Sタイプが、S極が皮膚に当たるようになっています!

なるほど、磁石が表裏になっているのですね。

是非これも一度手に取ってもらいたい商品になっております。

ありがとうございます。では、次の商品のご紹介お願いします!


ユニコの台座灸(らくらく灸)

せっかくなので鍼だけでなく、最後はお灸を紹介させていただきたいのですが
ユニコの台座灸である「らくらく灸」についてお話したいと思います!

台座灸ですか!!これもまた非常に面白いですね

ありがとうございます!
ちょっと比較するものが今ないので、あれなんですけど
ユニコの台座灸は、めちゃくちゃ太いものになっております

確か通常の他社さんの台座灸と比べると、だいぶ太いですよね

そうなんです。なので、長時間お灸ができるのが特徴になっていまして
台座灸で何壮もやられる先生も良くおられるんですけど、結構手間だったたりするんですね

それに対してユニコのらくらく灸は、もぐさの量が多いので、このまま同じツボに乗せ続けてもらっても良いし、暑かったら違うツボに移動させたりと、一個で3穴くらいできるようなものになっています。

すごいですね!3穴も持続するってだいぶ長いですよね

さらに、台座が二重になっておりまして、この金色と白いところが台座になっているのも特徴です!

通常の台座灸ですと、金色の部分がすごく熱くなってしまって持てないという方もいらっしゃると思います。

ユニコのらくらく灸は、台座の白い部分を持ってもらうことで、一般の方にも扱いやすいような商品に仕上げております。

なるほど!それで台座が二重になっているのですね!!
我々、鍼灸師とってこの熱さはもう慣れっこですが、一般の方が扱うとなると安全性を考慮して、台座を二重にされているという事ですね

そうなんですよ。台座が二重で扱いやすいことと、多層灸をしたい際に何度も着火する手間がなく、1壮で何穴も施術できるところが、らくらく灸の特徴になっております!

なるほど確かに、何度も台座灸に着火するのってすごく手間ですし、時間ももったいないので、業務の効率化であったりとか手間をなくすっていうところをこういう道具の力で解決してるような会社さんだっていうイメージですね

そうですね、治療家さんのそういう問題点とか、そういった声を商品開発に繋げてるところがあります!

なので、いろんな今まで紹介させてもらったものも結構特殊な形状だったりすると思うのですが、治療家さんが使いやすいような形っていうのを目指して作ってるので、たくさん種類があるのがユニコの商品特徴になります!

治療家さんの声に合わせて鍼灸用品の開発であったり、治療器具のカスタマイズをされてるような会社ということですね!


東洋の委員長がどうしても聞きたかったユニコの鍼(K-Ⅱ型)

では、最後にどうしても僕が気になっている商品がありまして
その商品のご説明をして頂いてもよろしいでしょうか?

はい!ありがとうございます。こちらの「K-Ⅱ型」という鍼ですね!

元々「K型」っていう鍼があったので、Ⅱ型という名前になっております。

K型っての あって2代目なんですね!!なるほど、、すいませんそれも知らず聞きてしまって笑

本当にこの「K-Ⅱ型」面白いんですよ!!

ユニコさんサンプルを送ってもらった時に入っていた物で、僕が感動した鍼をちょっと紹介してもらいたいという、これは趣味のコーナーです笑

だいぶ特殊な形をしてる鍼になってまして
主に使うシーンとしては、クリーンニードルで衛生的に使っていただくような鍼になってます

これも楔がないタイプになってまして、鍼柄が直接鍼管に引っかかるようになってるんです。
なので逆さにしても別に落ちることもないし、楔のない形になってます。

しかも、ここからが凄いんですよね!
(動画が分かりやすいので、ぜひYoutubeも一緒にご覧ください!)


この鍼はですね、鍼体に触れずに鍼がさせる所が特徴になっておりまして、普通だとこういう風に鍼を刺す時は、押し手がこうやって 触れちゃうわけですよね

今だとこれは衛生的に賛否あるところなんで、手袋を使った指サックされる先生もいると思うのですが、この「K-Ⅱ型」の場合だと、まず鍼管を立てて、その後に押し手を作ります。

そのまま鍼柄を押して鍼を刺していくので、この鍼管から抜かずに雀啄なと手技を加えることができ、非常に衛生的なんです!

しかも、この鍼管に印がついているので、深さもこれ1つで分かるわけですよね!

そうなんですよ。ストッパーを外して鍼をさせる状態にすると、ちょうどこの緑の線のところに鍼柄の端が来るようっています。

切皮をして刺入すると、ここの緑の印と鍼柄の間が刺入深度になるわけです!
1cm差したい時は、緑の印から1cmというように、鍼が刺さっている深さが直接見れるので安全性が高く、鍼管の中を鍼体が進んでいくのでブレにくく、操作性もやりやすい形になってます。

雀啄など刺激を加え終わったら、ここにストッパーに引っ掛けて外すと、一切鍼体に触れずに鍼ができるといった商品になっております!

要はこの鍼が体内に入るところに触れないわけじゃないですか。

はいこの鍼体に触れないっていう、これもう道具の革命じゃないですか!?
これ送ってもらった時、衝撃だったんです本当に。

我々、鍼灸師は切皮した後、癖で抜管しようとしてしまうんですよね。

その時にすでに鍼体に押し手が触れるのが衛生的によろしくないのではないか?というのが議論されていますよね。

ここで、衛生面の対策として指サックなりいろんな対処法がある中「触れない」という対処法ですよ。


衛生面を考えると、やっぱこうグローブとかも全然いいと思うのですが、感覚が分かりにくいっていう先生が結構おられるんですよね。素手じゃないとなという、感覚を重視されているような先生方ですね。

そうですよね、感覚を重視すると素手で刺したくなる気持ちすごく分かります。

ただ、K-Ⅱ型はここで本当進度が分かるわので、鍼がどこまで入ってるかって安全性 をこの鍼管から外さないことによってこれで測るっていうこの発想ですよ

よく考えたら当たり前なのに、なぜ思いつかなかったんだと。。。
この衛生面と安全性とを考慮したこの鍼、、革命じゃないですか?笑

だからもう本当にクリーンニードルされる先生方には、非常におすすめの鍼なので、是非これも使っていただきたいなと思っております。

なかなかこれはマニアックな鍼なので、全然知られていないのもあるのですが
まず「1型」ってなんやねんていう笑笑

本当そうですよ!!!
1型を知らず、2型が届いて僕、爆笑したんですよ笑笑

最初パッケージを見た時は、長鍼だと思ってたんですよ
ただ、よく見るとなんか鍼管すごい短いんですよ、長鍼にしては(そもそも鍼管なしタイプも多いですし)

でも、長鍼にしては鍼柄は長いこの形状を見てわけがわからなくて笑笑
一緒に送ってまたチラシを読んでクリーンニードルで使う鍼なんだと思って、使ってみて感動して今ここにいます。

もうそんなところまで、見てもらって嬉しい限りです!

しかも何に感動したかというと、鍼管の内径が端にいくに従って細くなっているんですよね。いわゆる無痛鍼管みたいになってるんです。

鍼灸師としてよろしくない発言ですが、これ初めて鍼を扱う人でもじゃなくても刺さるじゃないですか。


まあそうですね、メーカーとして推奨はできませんが、本当にそうだと思います

要は、他の医療従事者にも扱える鍼ではないかと思いまして
免許・資格の話は議論や法整備が必要だとは思いますが、誰でも扱えるような道具にするというのは、今後の鍼の進化なのではないか?と個人的に思いまして

めちゃめちゃありがたいです。
安全性がすごく担保されてる鍼なので、無資格の方にはメーカーとしておすすめはできないですが、安全や衛生面に配慮した鍼になっております。

鍼が苦手な学生にも使えるような、扱いやすく衛生的で安全な鍼ということですね。

これ僕、感動してあのこのために今日取材に来たようなもんなんです。
最初この「K-Ⅱ型」の取材がしたいって言って話させてもらったんですよね

そうなんですよ。わざわざここまで来てくださってありがとうございます。

いえいえ、こちらこそ素敵な商品達の取材をさせて頂き、ありがとうございます!

これで一通り、硲口さんオススメの鍼灸商品紹介していただきました。

まず、今日の一番大事なところは「日進医療器=ユニコ」ですからね

これを機に「日進医療器=ユニコ」というのを、覚えてもらえるとありがたいです!

後は、ユニコさんの特徴ですね。Web上であったりとかネットでの発信に積極的に力を入れている会社さんというところと

鍼灸用品の特徴としては、とにかく種類が多いところですね。

そうですね.あの本当に様々な種類があるんですけど、先生のニーズに合わせて商品開発してるので、現行のラインナップだけじゃなくて先生方が「こういう風な治療で使いたい」っていうニーズを言っていただくと、それに合わせた商品開発っていうのもさせてもらうんで

展示会などでお会いした際には、ぜひともご意見いただけると嬉しく思います!

先生方の用途に合わせて、いろんな使い分けができるライナンプを揃えた鍼灸用品メーカーということですね。

ぜひ、展示販売なのでお会いした際には、いろんなもの手に取って試してみてください!

それでは、硲口さん今回はありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました!


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